異国スウィーツ
「本当にいい旅でした。あなた達にも、クロアチア、スロヴェニアの優しい風が届くといいですね」
欧州旅行から帰って来た両親から届いた、お土産あれこれ。
送ってくれたものの一部・・・・・色とりどりのお菓子たち。
真っ赤なハートは、スロヴェニアの代表的な飾り菓子だそうです。
スロヴェニア(SLOVENIA)は、国名のスペルに“LOVE”が入っているので、
愛のプレゼントに使われるのだとか・・・・・なんて乙女チック・・・素敵♪
I love you...there is nothing deeper, simpler, greater I can say.
愛しています・・・・これ以上に深く、シンプルで、素晴らしい言葉を、私は知らない。
A heart is a treasure, which can not be sold or bought, but only given.
心は宝物。売り買いすることは出来ない・・・・・ただ与えられるのみ。
Turkish Dlight(トルコの歓び)という名のお菓子、日本ではあまり馴染みがありませんが
もともとは“ロクム”という名前のトルコの伝統菓子がイギリスに伝わったもので、
とてもポピュラーなお菓子だそうです。
コーンスターチと砂糖を煮詰めて作った、ゼリーを固くしたような甘い甘いお菓子。
ローズやミントの香りがエキゾチック・・・・ナッツ入りもあります。
例えて言うなら・・・・求肥?ゆべし?すあま?・・・どれもちょっと違うけど。
子供の頃に大好きだったお話、『ナルニア国物語』の中で、
エドマンドが白い魔女からもらった禁断のお菓子・・・・・
1度食べたらますます食べたくなって、食べても食べても食べたりなくなって、
ついには死んでしまうという恐ろしいお菓子。
日本の子供がイメージしやすいように、日本語訳では「プリン」になっていますが、
原文ではこのターキッシュデライトだったらしく、映画にも登場しているようですね。
ドキドキわくわく箱を開けると、コーンスターチに埋もれて粉粉した感じですが、
カットすると宝石みたいにキラキラきれい。
『ライオンと魔女』より・・・・・・
「そちがいちばん好きなものはなんじゃ」
「プリンでございます、女王さま」
すると女王は、同じビンから雪の中へまたひとしずくたらしました。
するとたちまち、緑色の絹のリボンでしばった、丸い箱があらわれ、
それを開くと、おいしそうなプリンがどっさり出てきました。
どのプリンもふわふわして、甘くて、これ以上おいしいものをエドマンドは食べたことがありませんでした。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
エドマンドが食べている間に、女王は次々に質問をつづけました。
はじめのうちはエドマンドも、口いっぱいにほおばったまま話をするのは失礼だと言う礼儀を守ろうとしましたが
すぐにそれを忘れて、できるだけプリンをむしゃむしゃ口へほうりこむことばかりに夢中になりました。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
とうとう、あれほどあったプリンもなくなり、エドマンドは、空っぽの箱をじろじろながめながら、
女王が「もっとどうじゃ?」と声をかけてくれないかしら、と思いました。
・・・・・・子供の頃、夢中になって何度も何度も繰り返し読んだ『ナルニア国物語』
中でも、白い魔女のプリンは、それはそれは魅惑的で、エドマンドがこんなにも我を忘れてしまうほど
美味しいプリンってどんなプリンなんだろう・・・と、妄想は広がるばかり。
プリンにつられて女王に騙されそそのかされるエドマンドを愚かしく、もどかしく、憎々しく思いながらも、
でも、このプリンだけは1度食べてみたいものだと切に願ったものでした。
ターキッシュデライトは確かに美味しいお菓子だけれど、たくさん食べるには甘すぎるし、
私にとって、白い魔女がくれた禁断のお菓子は、やはりふわふわとろけるような美味しいプリンなのでした。
あ~~~プリン食べたい!!
欧州旅行から帰って来た両親から届いた、お土産あれこれ。
送ってくれたものの一部・・・・・色とりどりのお菓子たち。
真っ赤なハートは、スロヴェニアの代表的な飾り菓子だそうです。
スロヴェニア(SLOVENIA)は、国名のスペルに“LOVE”が入っているので、
愛のプレゼントに使われるのだとか・・・・・なんて乙女チック・・・素敵♪
I love you...there is nothing deeper, simpler, greater I can say.
愛しています・・・・これ以上に深く、シンプルで、素晴らしい言葉を、私は知らない。
A heart is a treasure, which can not be sold or bought, but only given.
心は宝物。売り買いすることは出来ない・・・・・ただ与えられるのみ。
Turkish Dlight(トルコの歓び)という名のお菓子、日本ではあまり馴染みがありませんが
もともとは“ロクム”という名前のトルコの伝統菓子がイギリスに伝わったもので、
とてもポピュラーなお菓子だそうです。
コーンスターチと砂糖を煮詰めて作った、ゼリーを固くしたような甘い甘いお菓子。
ローズやミントの香りがエキゾチック・・・・ナッツ入りもあります。
例えて言うなら・・・・求肥?ゆべし?すあま?・・・どれもちょっと違うけど。
子供の頃に大好きだったお話、『ナルニア国物語』の中で、
エドマンドが白い魔女からもらった禁断のお菓子・・・・・
1度食べたらますます食べたくなって、食べても食べても食べたりなくなって、
ついには死んでしまうという恐ろしいお菓子。
日本の子供がイメージしやすいように、日本語訳では「プリン」になっていますが、
原文ではこのターキッシュデライトだったらしく、映画にも登場しているようですね。
ドキドキわくわく箱を開けると、コーンスターチに埋もれて粉粉した感じですが、
カットすると宝石みたいにキラキラきれい。
『ライオンと魔女』より・・・・・・
「そちがいちばん好きなものはなんじゃ」
「プリンでございます、女王さま」
すると女王は、同じビンから雪の中へまたひとしずくたらしました。
するとたちまち、緑色の絹のリボンでしばった、丸い箱があらわれ、
それを開くと、おいしそうなプリンがどっさり出てきました。
どのプリンもふわふわして、甘くて、これ以上おいしいものをエドマンドは食べたことがありませんでした。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
エドマンドが食べている間に、女王は次々に質問をつづけました。
はじめのうちはエドマンドも、口いっぱいにほおばったまま話をするのは失礼だと言う礼儀を守ろうとしましたが
すぐにそれを忘れて、できるだけプリンをむしゃむしゃ口へほうりこむことばかりに夢中になりました。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
とうとう、あれほどあったプリンもなくなり、エドマンドは、空っぽの箱をじろじろながめながら、
女王が「もっとどうじゃ?」と声をかけてくれないかしら、と思いました。
・・・・・・子供の頃、夢中になって何度も何度も繰り返し読んだ『ナルニア国物語』
中でも、白い魔女のプリンは、それはそれは魅惑的で、エドマンドがこんなにも我を忘れてしまうほど
美味しいプリンってどんなプリンなんだろう・・・と、妄想は広がるばかり。
プリンにつられて女王に騙されそそのかされるエドマンドを愚かしく、もどかしく、憎々しく思いながらも、
でも、このプリンだけは1度食べてみたいものだと切に願ったものでした。
ターキッシュデライトは確かに美味しいお菓子だけれど、たくさん食べるには甘すぎるし、
私にとって、白い魔女がくれた禁断のお菓子は、やはりふわふわとろけるような美味しいプリンなのでした。
あ~~~プリン食べたい!!
by chibi-usagi_sweet
| 2011-05-29 17:30