西の魔女が死んだ
『西の魔女が死んだ』を観ました。
一般公開は6月後半からなのですが
娘達の通う学校の関連団体のツテ・・・・・か何かで
講堂で先行上映してもらえることになったので。
原作と映画が随分違う印象の作品も多いですが、
この作品は原作にとても忠実に描かれていたような気がします。
おばあちゃん役のサチ・パーカーさんはシャーリー・マクレーンの娘さんだそうですが
静かな演技、穏やかな存在感がとても素敵でした。
原作者の梨木香歩さんが「日だまりのような映画」と表現された通り、
心の中がじんわりと温かいもので満たされてくるのを感じるような映画でした。
「感動」と呼ぶにはあまりにも穏やかで緩やかで・・・・
でも、最初から最後まで心が優しく包まれているみたいな。
小学生だった頃に原作を読んだことがあった娘、
今回映画化されたということで読み返してみたそうです。
「前はそれ程までに思わなかったけど、
今度読んだらいろんなことがすごく心に響いてきて、
前よりもっとずっと好きな本になった」とか。
娘の心も、いろんなことを感じながら
日々育っていると言うことでしょうか。
上映が終わり、明るくなった講堂で
生徒達も、お母さん達も、目をうるませて洟をすすり、
でも何だかとても穏やかな表情だったのが印象的でした。
そういう私も、
静かな感動に心地よく身をゆだね、
何度もウルウル・・・・・・・
後半、隣で小5の息子が
「ねぇ、あと何分?」「もうすぐ終わる?」と
うるさくなければもっとしっとり浸れたのに・・・・(怒)
小学生の男の子にはこの世界は
よく理解できなかったみたいです・・・仕方ないか・・・。
最近観た映画で、もうひとつ、好きだなぁと思えた作品があります。
「最高の人生の見つけ方」
ジャックニコルソンとモーガンフリーマンという
2人のベテラン俳優の演技が素晴らしく、
ストーリーも・・・・・笑いあり、涙あり
そして・・・・・ラストシーンには心が震えました。
私はやっぱり、「見終わった後に心がじんわり温かくなる」系の映画が
好きみたいです。
「西の魔女が死んだ」を推奨されている
娘の学校のK先生が書かれていることなんですが・・・・
哲学者の鶴見俊輔さんの著作の中に
「神話的時間」ということが書かれているそうです。
それは 時計が刻む物理的な時間ではなく、
人の心に宝物のように息づく不思議な時間のことだそうです。
『「西の・・・・」は、祖母・母・娘という3代の、
感じ方や生き方や価値観の違いを内包しつつ、
それでも互いに共有できる「神話的時間」を描き切った
すばらしい映画です。
ぜひ、親子で見ていただきたいと思います。』・・・・と。
・・・私たちはひとりひとり、その人生の中で
『神話的時間』と呼べるような心の奥底深くに刻まれる、
いわば「たましいの成長する時間」を持ちたいものです・・・・
本当に、本当にそう思います。
そして、私の子供達にも、そして今の若い人たちみんなにも、
そんな「神話的時間」を自分の中で刻んでいって欲しいな、と・・・。
「神話的時間」の流れを感じ取る ココロ を持ち続けて欲しいな、と・・・・・。
一般公開は6月後半からなのですが
娘達の通う学校の関連団体のツテ・・・・・か何かで
講堂で先行上映してもらえることになったので。
原作と映画が随分違う印象の作品も多いですが、
この作品は原作にとても忠実に描かれていたような気がします。
おばあちゃん役のサチ・パーカーさんはシャーリー・マクレーンの娘さんだそうですが
静かな演技、穏やかな存在感がとても素敵でした。
原作者の梨木香歩さんが「日だまりのような映画」と表現された通り、
心の中がじんわりと温かいもので満たされてくるのを感じるような映画でした。
「感動」と呼ぶにはあまりにも穏やかで緩やかで・・・・
でも、最初から最後まで心が優しく包まれているみたいな。
小学生だった頃に原作を読んだことがあった娘、
今回映画化されたということで読み返してみたそうです。
「前はそれ程までに思わなかったけど、
今度読んだらいろんなことがすごく心に響いてきて、
前よりもっとずっと好きな本になった」とか。
娘の心も、いろんなことを感じながら
日々育っていると言うことでしょうか。
上映が終わり、明るくなった講堂で
生徒達も、お母さん達も、目をうるませて洟をすすり、
でも何だかとても穏やかな表情だったのが印象的でした。
そういう私も、
静かな感動に心地よく身をゆだね、
何度もウルウル・・・・・・・
後半、隣で小5の息子が
「ねぇ、あと何分?」「もうすぐ終わる?」と
うるさくなければもっとしっとり浸れたのに・・・・(怒)
小学生の男の子にはこの世界は
よく理解できなかったみたいです・・・仕方ないか・・・。
最近観た映画で、もうひとつ、好きだなぁと思えた作品があります。
「最高の人生の見つけ方」
ジャックニコルソンとモーガンフリーマンという
2人のベテラン俳優の演技が素晴らしく、
ストーリーも・・・・・笑いあり、涙あり
そして・・・・・ラストシーンには心が震えました。
私はやっぱり、「見終わった後に心がじんわり温かくなる」系の映画が
好きみたいです。
「西の魔女が死んだ」を推奨されている
娘の学校のK先生が書かれていることなんですが・・・・
哲学者の鶴見俊輔さんの著作の中に
「神話的時間」ということが書かれているそうです。
それは 時計が刻む物理的な時間ではなく、
人の心に宝物のように息づく不思議な時間のことだそうです。
『「西の・・・・」は、祖母・母・娘という3代の、
感じ方や生き方や価値観の違いを内包しつつ、
それでも互いに共有できる「神話的時間」を描き切った
すばらしい映画です。
ぜひ、親子で見ていただきたいと思います。』・・・・と。
・・・私たちはひとりひとり、その人生の中で
『神話的時間』と呼べるような心の奥底深くに刻まれる、
いわば「たましいの成長する時間」を持ちたいものです・・・・
本当に、本当にそう思います。
そして、私の子供達にも、そして今の若い人たちみんなにも、
そんな「神話的時間」を自分の中で刻んでいって欲しいな、と・・・。
「神話的時間」の流れを感じ取る ココロ を持ち続けて欲しいな、と・・・・・。
by chibi-usagi_sweet
| 2008-06-02 09:15