イメージの食卓?
息子が、突然「晩ご飯に、チキンが食べたい」と言い出した。
「ほら、クリスマスに食べる、骨の付いたチキンを、泥棒みたいに食べたい!」・・・と。
ど・・・・泥棒みたいに?
なにそれ・・・?って感じだけれど、彼のイメージ、すぐにピンときた。
骨付きの鶏モモ肉を、彼のイメージする“泥棒”らしくわしづかみにし、
ちょっと下品に、がさつな感じで荒々しく食いちぎるように食べたいらしいのだ。
どんなきっかけで急にそんなことを言い出したのかは分からないけれど
ワクワクした表情で気分はすっかり泥棒の息子をがっかりさせる理由も見当たらない。
そういうわけで、今夜のうちの夕食は骨付きチキン。
『泥棒チキン』・・・・また、我が家だけのネーミングのメニューがひとつ増えた。
「泥棒チキン?なにそれ?」「泥棒みたいに食べる?どういうこと~?」
なんて聞く人間はうちにはいない。
娘達も、かなり乗り気で
「何だかブレーメンの音楽隊が来そうだよね・・・・」なんてはしゃいだりしている。
泥棒の夕食だから、明るいのは似合わない。
ろうそくで食べよう・・・・・と言われると、それは尤もだ・・・と思えてくる。
ランチョンマット敷き忘れたら、
「いいよ、泥棒だもん。」って・・・・・そう言われると確かにそんな気もする。
写真を撮った後、ダウンライトも消してもっと薄暗くして
泥棒の夕餉を楽しんだあと、
長女が思いついたという「しりとり」でもうひと盛り上がり。
2文字からはじめ、一文字ずつ増やしていきながらしりとりをする・・・と言うもの。
たとえば
「とり」の2文字から始まって、
次の人は3文字で「りんご」4文字で「ごきぶり」5文字で「陸上」・・・と言う風に。
11文字「カメレオンの長い舌」
14文字「うさぎの穴に入り込んだ蚊」
20文字「きりんの首に抱きついて離れないコアラ」
・・・・・結構楽しい。ただし、延々と続くので、
暇をもてあましていてなおかつ結構忍耐強い人は是非お試しあれ。
「そうだ!いいこと思いついた!
3の倍数と3の付く数字の文字数の時だけアホになって言おうよ!」という
いかにも息子らしい提案は、姉2人に即効却下されたけど、それはそれで楽しいかも。
オマケ画像・・・・・
先日、子供達も一緒に1日中留守にして戻ってきたら
可愛がっているぬいぐるみたちが
リビングのいすの上で、顔よせあって絵本を読んでた・・・・・。
出かける前に息子が
「退屈しないように絵本読ませてあげといた」らしい。
なんだかほんわか癒される光景。
by chibi-usagi_sweet
| 2008-08-29 01:26